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お魚ブログ

金魚や熱帯魚など紹介や水草育成などを広く、時には浅くして、楽しく紹介していこうと思っています。ご来店をお待ちしています。      熱帯魚・水草・金魚の専門店「白石」 岡山県倉敷市水島東千鳥町3-32 TEL:086-444-2082   定休日 水曜日                 営業時間は、現在、変更しております11:00~19:00    

塩と浸透圧

二歳竜眼浜錦 振興会会長賞

写真提供 清水大輔


 
みなさん、金魚が調子悪い時や病気したとき

 「塩入れると治るよ」
 「水換えの時 必ず入れなさい」とか言われて、
塩を使っている方が多いと思いますが、どう考えてますか?

直接、飼育水槽に多く塩を入れたら殺菌効果は、ありますが
基本的には、病原菌だけでなく、魚もバクテリアダメージをあたえてしまいます。

*治療は、薬も使うので、別に薬浴水槽でお願いします。
 

ただ、少量の塩を水換えに使うのであれば、いろんな意味で、良いと思ってます。

塩の効果で
浸透圧」というのに関係しているんので、説明しておきます。

水には「浸透圧」という特徴があり、半透膜を通して薄い(低い)濃度のものから濃い(高い)濃度のものへ移動する性質を持っています。

たとえば、
漬物の塩漬けやナメクジに塩をかけたらどうなるかと言う事です。

金魚(淡水魚)の場合、外から体内に水は浸透し続けています。
粘膜が調整

淡水魚は、鰓(エラ)と腎臓で、取り込んだ水分によって、
体内の老廃物(特にアンモニアなど)を排出しています。

腎臓でも血液を造られています。
(哺乳類は、骨髄で造られますが、胎児も初めは、骨髄の他に、肝臓、すい臓、でも造られているそうです。)

この体液の濃さを調節することにより、排出を調節しています。
 
汚れた血液は、腎臓で、ろ過され、尿の元をつくり
体内に必要な塩類は戻すと言う浸透圧とは逆のことをします。
  (海水魚の場合は、濃いの塩を排出する)


これが環境が変わったり、
水質変化、水温変化などによるストレスがある場合は上手く機能できなくなるのです。

 

水換え時に、塩を飼育水に入れることが、浸透圧を調節して、
魚の体内に入り込む水を減らし、
腎臓の機能を少し休ませてあげる事になり、
それが体力、体調回復につながるのです。
 
*炭酸塩硬度を上げて、PHの急激な変化を抑える効果がある。

 
水換えと塩(ミネラル)を上手に使えば、
余分な添加剤や薬にも頼らなくても、楽に飼育できると思いますよ\(^o^)/


 生き物すべては、塩が無ければ生きていくこと出来ないのですからね!!

塩以外でもミネラルで浸透圧調整できますので、
モンモリトナイトや金魚の石などを紹介しておりますので(詳しくは、ホームページ参照)お聞きください(^-^)

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水草と二酸化炭素


 過去の出品作品より

 
「水草にCO2(二酸化炭素)添加しないと枯れるらしいからしない!」 
 
 
「CO2入れなくても大丈夫な水草は、どれですか?」 など
  
  
水草に炭酸ガスの添加が当たり前になっているようですが・・・皆さんどう思われますか?

  
お店の立場は、横に置いとく事にして、長く水草をしている私の意見としては、
 
  

必要用以上のCO2添加は、あまり良くない。逆に成長を止める事になると思います。

  
  

基本的には、バランスアクアリュウムって言葉があるように、 

水槽の状態をキープする為の道具と考えた方が良いと思います。

  
覚えていて欲しいのは、
  
  「水草は、PH(ペーハー)によって、育成が変化する!」 
  「水草は、水温 水質変化で、成長する!」 
   

   
   と言うことです。
   
  
一応 うちでは、PH と 硬度(KH GH)を目安にCO2添加してもらってます。

   
  



硬度については、水換えやピートモス 枯れ葉(タンニン)なので、

下げる事ができますし、PHも変化します。

 
 
当然 魚の呼吸や排泄物の分解(微生物の発生)が炭酸ガスの増加に影響していますし、 

軟水により CO2の溶解度も変わってきますから。
 

初期の段階で、うまく育成できた水草が半年ぐらいでダメになったり、

以前、成長しなかった水草が水換えやCO2添加しなくても、急に良くなったり

した事ありませんか?

単に、CO2の添加しただけで、水草がうまくいく事は、無いように思いますよ(^-^)。


でも 水草を綺麗に育成する為には、大変、良い方法だといつも感じています


水草の水質浄化能力は、高性能のフィルターや添加剤より素晴らしく(苔の発生や病原菌を抑える)

魚の隠れ場所になったり、餌になったり、産卵や稚魚の育成に重要の役割を果たしてくれています。

でも一番は、見ている人が癒される事だと思いますね(^^ゞ


   いつも 水槽に水草を







 

 

 


 

 

 

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水草とバクテリア



最初のころ、水槽を立上げる時に使った事ありますよね~
(〇〇バクテリアの素とかPSBとか、よく解らずに勧められて・・・)

硝化バクテリア(ニトロバクターニトロソナモラス)を増やして
魚の排泄物を分解してもらう細菌(有害なアンモニアや亜硝酸の上昇を防ぐ)
の事は、ご存知だと思いますが、 

水草には、どうでしょうか?

陸上の植物の土壌細菌について、聞いたことありますよね。

根とバクテリアの関係についてのこぼれ話を少ししますね(^-^)


根の表面には多くの微生物が住んでいて

植物が光合成などで体内の栄養つくり、

これを根から分泌しています。

さまざまな微生物たちが根の表面集まってきます。



分泌物は、炭水化物、アミノ酸、有機酸、酵素類、カビや細菌などの生育を促進したり、

逆に阻害したりする物質などです。

微生物は、根の養分吸収を助け

根についた菌(菌根菌)は、根の内部に菌糸を伸ばし根から養分を貰っています。


また、根の外に伸びた菌糸は、土の養分を吸収し逆に根に送っています。


それに、菌根菌など多種類の微生物が住みついた根は、土壌病害にほとんどかからないそうです。

 
  有害な菌から根を守るっているってことになりますね。

つまり、根と微生物は切っても切れない関係。

  まるで仲の良いカップルみたいですよね(^^ゞ

リセットするときは、せっかく肥えた水槽の底床を全て替えてしまわずに、必ず残した方が経済的にも水草の育成にも良いと思います。お参考まで(^-^)


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常連水草




 リシアと沈下性リシア(ルヘナーナ) 



ミクロソリュウム ナローリーフ




ボルビジス ヒュデロッティ
    
もうー 20年ぐらい経ちますかね~(^^ゞ
 うちに来てからよく、影ひなたで、頑張ってくれたのは(笑)
 


 リシアは、ウキゴケ科「カズノコゴケ」とも言います。
光と炭酸ガスで、気泡を多く付ける大変美しい人気の水草です。
 沈下性は、大変、珍しいんですが、うちでは、だいぶ前から居ります(^-^) 
  (育成は、とっても楽なので、お試しあれ!!)
 
 


 ミクロソリウムやボルビジスは、流木 石に活着するシダ系植物 
光 炭酸カスをあまり必要としないので、誰でも簡単に育成できる水草です。

不思議と水槽に入れとくだけで、水質、魚の状態が安定してきますね(^-^) 

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らんちゅうブリーダー紹介


難波康宏 様 おめでとうございます!! 
日本らんちう協会 第五十七回日本らんちう協会全国品評大会 平成24年11月3日



当歳魚 三等賞東前頭 1 小澤忠幸 沼津
西前頭 1 湯浅正徳 福岡
東前頭 2 難波康宏 岡山
西前頭 2 加藤安正 愛知
東前頭 3 松田力三 浜松



愛媛南予らんちゅう会 第17回秋季品評大会 平成24年11月11日

当歳魚 優等賞 東大関










福山らんちゅう愛魚会(福山支部) 第二十八回品評大会 平成24年9月23日

当歳魚 一等賞
一席 田中茂規 玉野市
二席 森田智洋 福山市
三席 小笠原義照 浅口市
四席 難波康宏 倉敷市
五席 岡田義則 広島市





 ここで記載していない大会でも 毎年 活躍されて居ります。 
人物紹介については、金魚伝承二十一号に載ってますので、よろしく(^-^)



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