昔も現在も金魚 鯉などの繁殖業のほとんどが
屋外の養魚場です。
中国の養魚場です。
当然、光量バンバン 温度もガンガンきてますので
すぐ青水(グリーンウオーター)になっちゃいます。
水替え大変~(>_<)
でも
最近では、らんちゅう メダカなど小型スペース養魚場
(熱帯魚型ブリーディングの影響が大)
が増えてきてますので、温度と光の影響が
少なくなっているようで、
青水ができないで悩んでいる方が多く
屋外飼育の意味を
あまり理解できていない初心者や
特にネット販売でのミニブリーダーさん達が
困惑しているようですね(^^;
ただ、ハーフ屋外飼育(ビニールハウスなど屋内飼育)
になってきているので、光量を制限していますが
やはり天然光を利用しているので
青水になったりコケも付いてきます。
お魚もお天道様がいるんだ ^^) _
その為、最近の販売されるお魚の育成環境が かなり違ってきてます。 野菜で例えると畑とハウス栽培でしょうか!
ですので、
当店では、 お客様の飼育環境を聞いてから 金魚などは、選んでいるように心がけています ^^) _<゜)))彡 では、
前回の青水を簡単に例えると
浮遊性ゴケ(植物プランクトン)です。
水槽によく付く例の嫌なコケ
(珪藻類、藍藻類)と一緒ものと思ってください。
特に、ろ過器が無いプラ船や
コケがまだ付着していない時(新品)に
強い光量と肥料(餌 排泄物など)によって
発生します。
屋外(自然)の飼育での
とても重要な要素の一つですね。
”苔を制する者には、水をも制す
水を制する者は、魚をも制する"とか
言ったり言わんかったりして。。。(笑)
青苔そのものも魚全体にとって(特に金魚)
格好の天然飼料です。
人工飼料の色揚げに
スピルリナなど使われているのは、
ご存じですよね。
実は、苔を原料として精製されたもので、
クロレラ同様に 広く健康補助食品として広まっています。 また、苔の役割は、
動物性プランクトンの育成場として
(水草も一緒)も重要な環境です。
つまり、
魚は、苔(水草)を食べているようで 動物性と植物性を一緒に食べている事になりますね(^^)v 水草育成の環境で 小魚や幼魚の餌やりが少なくても良く育って、 よく太っている事実が その良さを理解できると思います。 *植物が枯れた部分にインフゾリアなどを発生させる。
ただグリーンウオーターは、天然光下なので 水草飼育と同様に 光合成して、二酸化炭素を一気に、吸収しますから PHもアルカリに傾きます。 また、酸素も(特に暗くなると)吸収しますので PH低下と酸欠を起こします。 お気をつけ遊ばせ(笑) たまに思うんですが 生き物が存在する場所って、 何とな~く 大雑把な2つの要素が ただ絡み合っている そんな所に存在しているのではないでしょうか・・・ 案外、人は、 その隙間から、ただ ただ眺めているだけの存在かも。。。め(笑) [3回]
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