金魚や熱帯魚など紹介や水草育成などを広く、時には浅くして、楽しく紹介していこうと思っています。ご来店をお待ちしています。 熱帯魚・水草・金魚の専門店「白石」 岡山県倉敷市水島東千鳥町3-32 TEL:086-444-2082 定休日 水曜日 営業時間は、現在、変更しております11:00~19:00
水が綺麗なのに
なぜか魚が浮いてしまった((+_+))って経験ありませんか?
亜硝酸(NO2)
って聞いたことありますよね。 えっ。知らないって(@_@;)
実は これが結構 くせものなのです(笑)
前回
アンモニアについてお話しましたが、
そのアンモニアが分解(好気性バクテリア ニトロモナスによって)して
NO2に変化して、
またもや大変なことになるって事!!
俺(私) バクテリアの素入れたから大丈夫だ!!
って思っているでしょう~
ですので説明しときますね( ^^)
魚も人間も酸素を
全身に運ぶ役割を果たしているのが血液
血液中の赤血球の中のヘモグロビンが
酸素とくっついて、
体の隅々まで酸素を運ぶのですが
水の中の亜硝酸(NO2)濃度が高いと
体内に入ると酸素よりも先に
ヘモグロビンにくっついてしまい
十分に酸素を運んでくれなくなります(メトヘモグロビン)
例えれば 小型水槽やタライなどで
バクテリアが居ない状態で、
ろ過もエアーレーションない状態
(エサなどでアンモニアがある状態)で
飼育していた所に、
ろ過器などを付けたり
バクテリアを投入すると
分解されて一気にNO2が増えだします。
亜硝酸(NO2)濃度が高くなると
まるで 酸欠の様に水面をアップアップたりしてしまいます。
これは、酸欠ではないので、
エアレーションを強くしたり、増やしても
どうしようもなりません。
魚は体内では酸欠状態を起こしているのですが、
血液中のことですから
どうしようもなくなるのです。
特に らんちゅうの青仔や 金魚すくいなどの
弱っている魚や
酸素供給の多い大型魚などには、かなりキツイ事なのです<*)) >=<。
*現在でも貧困地帯で育てられた植物や汚れた水には、
NO3が多く 人の体内では、
すぐNO2に変えられ容易に
血液に溶け込まれてしまいます。
老人、3歳までの幼児では
メトヘモグロビン血症が起こっているようです。
結構怖いんですよ~NO2って(+_+)
更にバクテリアニトロスピラ(ニトロバクター)
によって分解されて硝酸塩(NO3)に変わると
ほとんど無害なのです。安心(*^^)v
つまり、一般で 水槽が立ち上がったって云う意味は、
魚を入れても
アンモニア 亜硝酸が出ないぐらいまで、
バクテリアを増やすっていう事なのです。
ただしバクテリアが立ち上がるまでには、
結構時間がかかるんですよ。 3~4週間ぐらい
*注意 市販のバクテリア材では、まだ亜硝酸を分解できないので、
たね水と種ろ過材を作る事をおすすめしてます。
わからない時は、お近くの専門店でお聞きになることを
おすすめしてます(*^^)
ですので、
アンモニアは、水草やコケ ゼオライトや活性炭などで
吸着して取り除くことは出来ますが、
NO2は、基本的に吸着などはできません。
ですから、新しい水槽の立ち上げなどでは
アンモニア NO2の濃度くらいは測るようにして、
ニトロバクター ニトロスピラ(ニトロソナモラス)が
硝酸塩に変えてくれるころまでは、
より慎重な餌やりや飼育が必要だと云う事です。
よかれと思ってやっている事が 実は・・・・((+_+))なんて
昔からなのですが、
こまめで、頑固で、よく面倒をみる人が
案外と飼育がうまくいかない((+_+))てこと よくありますよ。
ご注意くださいね(^o^)/
立ち上がりの目安として、
バクテリアが増えだすと
酸化物質(硝酸 二酸化炭素など)も増えるので
ペーハーが下がりだします。
アンモニアと硝酸は、水草の肥料なので、
育成がよくなり綺麗になります。
昔から云われていることなのですが
魚が綺麗に飼育できるコツは、
水を上手に飼(替)えるようになる事だと教えられました。
これも水を知る方法のひとつですので、
参考にして診てくださいね(^^♪
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